名古屋市立大学病院に「肥満症治療センター」が開設されました。
2019年7月1日付で、名古屋市立大学病院では、多職種・多部門が協力して、診断の確定、合併症の評価から薬物療法や外科療法を含む積極的治療までを一貫して取り組む治療の実現を目指して「肥満症治療センター」が開設されました。
【肥満症治療センターについて】
肥満症の治療法は未だ開発途上にあり、肥満症患者を集学的に治療し、安全に一定以上の成果を挙げることのできる医療施設は限られているのが現状です。
肥満症治療における患者さんのご要望に応えて、職種や診療科を超えたスタッフが一致協力して取り組み、肥満症の原因・合併症の精査、診断の確定から、病態に応じた食事療法、運動療法、認知行動療法、薬物療法、外科療法を含む最先端の積極的治療までを一貫して担当する目的で、全国に先駆けて当センターを設置しました。
今後、市民公開講座等による一般市民・患者様向けセミナーの実施をはじめ、地域と連携して、患者様の受入れから治療後の診療継続まで広く取り組みます。
【組織】
センター長: 瀧口 修司 教授(消化器・一般外科部長)
副センター長: 田中 智洋 准教授(内分泌・糖尿病内科部長)
2019/7/21に朝日新聞デジタル版に掲載された記事は以下↓
http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW20190723241370001.html